君の居た昨日、僕の見る明日 5

『キミボク』シリーズ最終巻。
学校の幽霊である詩月を祓うため、超強力な陰陽師がやってきて...と言う感じでクライマックスに突入。敵の登場が余りにも唐突だったけど、学校の終わりと言えばこれしかないと言う展開で、綺麗にまとまってたと思います。たとえ別れる事となっても、それは明日に進むために必要な事で...と言う流れが熱くて良かったです。
しかし、どことなく物足りないなぁとも思ったり。各キャラのその後を仄めかす感じで終わるのは、確かに綺麗なんですが...個人的にはもう少し、どうなったのかを詳しく読みたかったかも。これ以上詳しく書くと蛇足になりそうな感じもするんで、微妙な所ですが。
何はともあれ、これにてシリーズ完結。これで、そろそろ『ストジャ』の新刊が望める頃ですかね?