陰陽ノ京 巻の五

すげー久しぶりに出た『陰陽ノ京』の新刊。
久しぶり過ぎて、登場人物たちの名前もロクに覚えていないと言う状況。ただ、かろうじて設定だけは頭の片隅に残っていたので、読むのにはそれほど困りませんでした。
賀茂忠行の次男を主人公に、訳ありの姫様との
主人公とヒロインの初々しすぎる恋愛話は、読んでいて心が和みます。想い合っているのに、恋愛と言う雰囲気が感じられない所が良い感じ。ホント和むわ。
終盤、突如として凄惨な展開になった時はビックリしましたが、その後の話を読んで納得。時継の、「素直じゃないんだな?」の一言があまりにもピッタリで笑いました。本人に対して、こう突っ込めるのが凄いよなぁ。満足。
しかし、「そう言えば昔、1〜4巻の感想を書いたなぁ」と思って読み返したんですが...猛烈に頭を抱えたくなったのは内緒です。昔の自分って容赦無いね...。あー消し去りたい。