神曲奏界ポリフォニカ えきさいと・ぶるう

先月の新刊。ポリフォニカの新シリーズ。ポリ青です。
ロクに働く気が無い神曲楽士・クルナが主人公。まともな神曲は弾かず、奏でるのは他人をとにかく不快にさせる音...と言う設定。そこに、精霊至上主義を掲げる精霊が押しかけてきて...と言うお話。
あとがき曰く、ポリ青はラブコメ担当らしいですが...それほどラブコメと言う感じもしなかったような。コメディ度は赤黒白青の中で1番だと思うけど。
内容的には、行動力のあるダメ人間な主人公と天然メガネっ娘な精霊ヒロイン・ルーファが、1つの楽譜を巡る金儲けを企む感じ。以前に短編が1つ出てるけど、ポリ青の本格的な展開はこの巻から...と言う事で、まだまだ導入と言った印象が否めませんでした。
ポリ黒とは違い、ルーファの設定が大方明らかになっていて、謎らしい謎は主人公の過去のみ。この辺が話の主軸になりそうです。どのように明らかになっていくのか、今後に期待。