プリンセスはお年頃! 3

榊一郎の新刊。これにてシリーズ完結。
姫さまの婿は予定調和的に無難な所に収まったし、教会とのいざこざにも決着がついて、どこまでも無難に安定した展開。なんつーか、とても榊一郎らしい話の進み方でした。
婿選びについては、もう少し引っ張るのかと思っていた矢先に、サクッと決まってちょっと拍子抜け。あまりインパクトのある展開が無かったのも少々残念ですが、しかし元々同人作品だったものを、完結まで出版してくれて読めたのは良かったです。
これでシリーズが1つ完結した訳ですが...榊一郎って、後いくつシリーズ抱えてたっけ? 残りにも期待。