ドラグネット・ミラージュ 2

原案だったはずの賀東招二が、いつの間にやら著者に。
異世界と繋がった門のある都市を舞台に、刑事と異世界から来た女性騎士がコンビを組んで事件に当たる話の2冊目です。
相変わらずのハードボイルド展開。新キャラのオッサン刑事が良い味出してます。まさにこの世界観にピッタリ。
巻末には、作品自体をドラマに見立てて、各登場人物の役者さん達のコメンタリーが収録。これがまた雰囲気に合ってます。ホント、こんなドラマがあったら見てみたい。
と言う訳で、普通に満足な1冊でした。今後への伏線も微妙に張られていたので、主役2人の関係の進展共々期待。