モノケロスの魔杖は穿つ 2

シリーズ新刊。自分の<王国>を作った主人公が、その存続のために
律の言い分がイマイチ納得いかなかったので、あまり気持ち読めなかったのが少々残念。正義とか悪とか言い出すと、とても一方的なモノの見方なような気がして、どうにも。あとがきにちょっとこの事について触れてあったので、少し納得したけど。
しかし、それ以外は普通に楽しめました。設定の複雑さには、相変わらず置いてきぼりを食らってますが、クライマックスの怪獣大決戦には笑いました。本州パンチって。
登場人物がえらい勢いで増えたんですが、このまとめは次の巻? 主人公の学校に、濃い人間が集結。この流れだと、こいつら全員同じくラスになるんだよなぁ。カオスだ...。
と言うわけで、結構楽しめた1冊でした。続きにも期待。