E.a.G.

我が家のお稲荷さま。』の著者の新作。
人の世界に入り込んだ化物? を駆除するため、これまた別の世界から精神体みたいなのが人間を乗っ取って戦う話。主人公はスラム街に住む青年で、その青年の友人である女子校生が乗っ取られる所から始まります。
結局何の話だったのか、全然理解できないまま読了。
クライマックスを読んでいる時、頭の中は疑問符で一杯。「何か肝心な所を読み飛ばしてる?」と自問自答するぐらい。ヒサカが何を願ったのか明言されていないのが、煮えきれなくて微妙な感じです。基本的な設定も説明不足な感じが。
行間を読めと言うか、察しろと言う事なんでしょうが、最近まどろっこしい話を突っ込んで理解しようと言う気力が全然沸きません...。
と言う訳で、個人的にはあんまり楽しめなかった1冊でした。続きが出たらどうしようかなぁ。