学校の階段 4

今年のゴールデンウィークに、なんと実写映画化が決まった『学校の階段』の4冊目。
メンバーの1人である三枝が、階段部を辞めると言い出すお話です。
うーん、どうにも微妙な1冊でした。三枝の態度にも、階段部のメンバーの引き止めにも、どっちもあんまり良い印象を持てなかったのが残念。
自分自身、「去るものは追わない」と言うスタンスで生きているからかもしれませんが...「辞めると言ってるのに何故引き止める?」と思ってしまったが最後、どうもシックリ来ません。
三枝も三枝で、「勝負とか言わずに、辞めたきゃスッパリ辞めれば良かったのになぁ」と感じたり。終盤、日記形式で内心が吐露されて始めた所からは、大分穏やかな気分で読めましたが...それまでは、正直読んでて微妙に辛かったです。
これで各メンバーに一通りスポットが当たった感じ。次の巻からは生徒会長関連の伏線で話が進むのかな?