ポーション・スクランブル

「一体何を読んでいるんだ」と言う声があちこちから聞こえてきそうですが...すげー久しぶりにスレイヤーズを買ってみました。
先日、友人と話している時に、「スレイヤーズの短編を買って感想書いたらどうなるだろう」みたいな話をしたんですが、丁度今月の新刊にあったので購入。スレイヤーズ買うのって何年振りだろう。『スレイヤーズVSオーフェン』を除けば、本編が完結してから一切買ってないからなー。『すぺしゃる』に至っては、もっと前に買うのやめてるし。
と言う事でサクッと読み終わったわけですが....あー、何も変わってねぇ。
事件が起これば一番身近なキャラが犯人な所も、短編に出てきたキャラにもう一度スポットを当てる書下ろしも、L様とのあとがきも...昔読んでいた頃のまま。流石に知らない呪文が増えてたけど、昔からの魔法もそのまま残ってるし。この感覚、懐かしい。
ライトノベルの歴史を語る記事とかでは、必ずと言って良いほど名前が挙がるスレイヤーズですが...少なくとも自分が巡回している感想系のサイトで、新刊の感想が書かれている所を見た記憶がありません。どこに読者がいるのか、ちょっぴり不思議なんですが...やっぱり中高生ぐらいがメインなんでしょうか。自分がはまったのもそれくらいの時期だし。その頃から変わらず、ドラマガで連載を続けに続け、28巻。これは凄い。
まー正直、別に凄く面白い訳でも無いんですが...読み終わって、何故かホッとしてしまいました。変わらないって事に、安心したのかも。たまに手にとって、懐かしんでみるのも良いですね。また当分の間、買う事は無さそうだけど。