ぼくと魔女式アポカリプス 2

約1年振りの新刊。
色々な種類の魔法使いが、それぞれ人間にその力を貸し与え、代替魔術師として戦わせるお話の2巻です。
1巻の内容をコロッと忘れ去っていて、もう何が何だか。魔術師の代理で力を使って戦うって事ぐらいしか記憶に無かったので、途中まで、新しいシリーズを読んでいるような気分でした。
確か、1巻もあんまり幸せな話じゃなかった記憶が微妙に残っているんですが、この2巻も割と救われない展開。バッサバッサと人が死に、主要な登場人物も1人退場。この殺伐とした雰囲気に加え、主人公の少々クドイ言葉回しも合わさって、結構楽しめました。
ちゃんと1巻の内容を覚えていれば、もう少し楽しめたかもと思うと、ちょっと後悔。しかし、その1巻は部屋のどこにあるのか...どこかの山に埋もれているはずなんですが。