シリアスレイジ 5

『シリアスレイジ』新刊。4巻からの続きです。
海洋調査中、船が爆発して海に投げ出された守屋と五乃坂。救助も無く、そのまま漂流して...と言う展開。
相変らず暗躍する、テロリストもどきの掃除屋たち。TDHと言う破滅的なウィルスが蔓延する中、変異種採集者の誇り高い活躍に、ホント嫌な感じに水を差してくれます。作中、主人公が「おれは変異種採集者だ!!」と叫びたい...と言ってますが、その通りだと思いました。
後2冊で完結だそうですが、この展開を読む限り、最後まで掃除屋たちとの戦いで終わってしまいそうなのが、残念でなりません。せめて短編でも良いから、純粋な冒険譚として書かれた作品は出ないものでしょうか...。