アンダカの怪造学 5

日日日新刊。
再建された古頃怪造高等学校にて、初の学園祭。しかも、人気投票で1番になったチームには学園長がひとつ願いを叶えてくれる。さらに、虚界で争う2つの勢力の代理戦争としても使われる事に...と言うお話。
学園祭での争い、そのやり方の良し悪しは置いといて、互いの信念をぶつけ合う展開は良いものですね。特に鬼京、そこまでヒールに徹さなくても...と思いましたが、その分、本心が語られる部分の熱さが一段と引き立っていたように思います。
ただ、伊依と鬼京のラストバトル。もっと盛り上がるのかと思いきや、随分とアッサリ、鬼京が折れたので拍子抜け。伊依の説得も、それって説得になってる? なんて思いながら読んでいたからなぁ。ここは少々残念。
しかし、結局ヴェクサシオンの手の上で踊っていたようなものなんでしょうか。ラストを読む限り、色々と大きな伏線が張られたような。そろそろ本格的に、ヴェクサシオン VS 伊依になるのか。楽しみです。