デュアン・サーク2 8

『デュアン・サーク』新刊。前巻の続きです。
デュアン、オルバ、アニエス。合流した3人にそれぞれの仲間を加えた一行は、火の精霊の異常を確かめるため、火の神殿へと向かう。しかし、その途中で暴走した火の精霊たちに襲われて...と言う展開だった前巻。この巻は、その完結編です。
デュアンとルルフェットの仲が、大幅に進展。アニエスの立場はー? と、アニエス好きな自分としては、微妙に心落ち着かない方向に話が向かってます。まぁ、これはこれで面白いから良いんですが。
少し前から伏線となっていたデュアンの魔力について、ちょっぴり明らかになったのは良かったです。デュアンが自分の魔力を少し制御できるようになったし、これでまた勇者への階段を1つ登ったんでしょうか。
しかし、微妙に黒い側面も出てきたりと、別の伏線も強化された気がします。闇魔との関連も深そうだし...。今後の展開が気になります。