銀盤カレイドスコープ vol.8, vol.9

2冊同時刊行した、『銀盤カレイドスコープ』。シリーズ完結です。
上へ。上へ。上へ。
リア打倒を宣言し、圧倒的な重圧を背負いながらも、ひたすらに上を目指したタズサ。そして壮絶な挫折、その先の栄光。もはや多く語る必要も無いぐらい、素晴らしい作品でした。
ラストのタズサの演技、そして、その時の彼女の気持ち...奮えました。読んでいて辛くて仕方の無い程の、どん底の挫折があったからこその興奮。この作品には、スケートシーンよりもキャラクタ達の想いに、何よりも惹かれてきましたが...最後まで存分に楽しませて頂きました。
まだまだ書きたいことは一杯あるんですが、このぐらいで。読んでください、と言うのが一番の感想かもしれません。このシリーズに出会えた事は、幸せな事だったと思います。素敵な作品を、ありがとうございました!!