彼女は帰星子女 4

シリーズ完結。宇宙人と日本人のハーフであるヒロインと、一介の高校生である主人公の交流を描いた作品の、最終巻です。
宇宙に帰る事を決意して家を出た絹を、望が追いかける展開なのですが...無難に完結。絹の出番が殆ど無いのは寂しかったけど、メインは望が絹を探して足掻く姿は、徐々に成長している様子も読めて良いですね。
しかしサブキャラのその後も、出きれば読みたかった。特に穂高。一応ヒロインの1人だったはずなのに、結局報われなかったなー。一応決着しているとは言え、何か不憫な印象が拭えなかったのは自分だけでしょうか。
クライマックスは、もうちょっと盛り上がりが欲しかった気もしますが...なんにせよ、無事に完結。次の作品も、出たら読みますか。