空ノ鐘の響く惑星で 12

シリーズ最終巻。3年に渡って続いたこの作品も、遂に完結です。
ウルクの交渉を支えるフェリオ、絶望的な状況にも関わらず活路を作るために全力を尽くす騎士団、危機に駆けつける仲間達...もう熱くて熱くて最高。フェリオ格好良い。ウルク格好良い。リセリナ格好良い。ライナスティ格好良い。ディアメル格好良い。ウィスタル格好良い。バロッサ格好良い。ムスカ格好良い。イリスデレ過ぎ。カトル格好良い。シア可愛い。
そして、パンプキン...超格好良い。
終盤の美味しい所は、全部パンプキンが持っていった気がするなー。ただの道化かと思いきや、クライマックスでは大活躍。こんなに良いキャラになるなんて。読んでて痺れました。ホント格好良い。
時間の流れを感じたエピローグ、フェリオの選択は当然か。みんな幸せになったんだなーと。厳しい戦いを乗り越えた故か、しみじみと思いました。シリーズの最後を飾るに相応しい、見事な終わり方だったと思います。ラストを語るキャラ選択が絶妙です。最高!!
シリーズ全12冊。最初から最後まで、変わらず楽しませてくれた、素晴らしい作品でした。次回作にも期待しています。