アスラクライン 5
三雲岳斗『アスラクライン』シリーズ新刊。
今回は地下探険。学園の地下水路に迷い込んだ主人公たちが、帰り道を探しながら段々奥へと進んでいくお話でした。
2人程、新キャラ追加。当然の如く女性です。学園に3つある生徒会の内、第2生徒会の会長と、その友人。がめつい会長は全然好きになれませんが、もう1人の方は割と普通。ここに来て、また主人公のハーレム度が1人分アップしました。しかし、ラブコメ度は微妙に減ったような...。舞台が地下と言う事もあって、登場人物が少なかったからかなー。新キャラも、積極的に争奪戦へ参加するようなタイプじゃなさそうだし。
んで1巻の途中で触れられて以降、頑なまでに話題に上らなかった伏線である「1度世界は滅び、今の世界は2巡目だ」と言う設定に、ようやく日の目が当たった感じ。正直、このまま忘れられ続けるのかと思ってました。
日の目が当たったとは言え、ほんの少しのエピソードしかありませんでしたが、それでもこれまでに比べれば大きな進展。キャラが出揃って、本格的に話を動かすようですね。
どんな方向に話が進んでいくのか、全然分かりませんが、そこは三雲岳斗。上手い事まとめてくれるはず。期待して待ち。
