七姫物語 第四章

七姫物語』新刊。1年4ヶ月振り。とりあえず、発売された事に安堵しつつ読了。
戦いの後片付けといった側面が強く、カラ視点の話が微妙に少なかったのが個人的には残念。しかし、カラがメインで進む部分は、相変らず綺麗な雰囲気が漂う文章で、読んでいて楽しい。
どの姫達も積極的に表に出てきて、色んな人たちの策謀が渦巻く様が徐々にハッキリしてきましたが...その途中にカラが出てくるだけで、重い雰囲気が一気に変わります。これが素晴らしい。
この先の展開を考えると、今以上に政治的・軍事的な駆け引きが頻繁になりそうですが、この独特な雰囲気は壊れる事無く進みそうですね。次は...また1年後かなぁ?