ブライトレッド・レベル

弘司のイラストは大好きなので、完全にイラストのために買った1冊。
特殊な能力を持つ人間を集め、非合法な依頼を受ける暗殺者組織に所属するヒロインが、ある事をキッカケに組織から逃亡。逃げたヒロインに追っ手が迫り...と言うお話です。
在原竹広の本は初めて読みましたが...うーん、微妙だ。キャラがイマイチ立っていないのに合わせて、どうも盛り上がりに欠ける展開。ストーリーに起伏が無い訳じゃないんですが、どうも感情移入しにくくて...最後まで盛り上がらずにそのまま終わってしまった印象が拭えませんでした。一応能力バトル物でもありますが、この戦いも微妙に迫力に欠けていた気がします。全身に毒を蓄えたり、虫を自由に操ったりと、能力自体が地味だからかなぁ。
弘司がイラストである以上、次は買わない...とは言い切れない自分が憎い。出るかどうか知らないけど。