の鏡 2

Book

『<骨牌使い>の鏡』文庫化の第2巻。
前巻の導入から話は進み、中盤戦。強大な"骨牌"の力を受け継いでしまったアトリは、同じく"骨牌"を持つ者たちの導きにより、北の王国ハイランドへと赴く。そこで受け継いだ力についた説明を受け、その制御法の訓練を行う事になったが...と言う形で話が進みます。
1巻に比べると、少し盛り上がりが足りないかなぁと思いながら読んでいたのですが、終盤で一気に話が進んでビックリ。アトリはともかく、モーウェンナ...。こうもアッサリと...アトリの事、本当に好きだったんだなぁ。せっかく仲の良い2人の姿を見る事が出来て嬉しかったのに、この分だと次の巻はギクシャクしそうで辛い。
と言う事で、この2巻も満足な1冊でした。後は3巻を残すのみ。本当に後1冊で完結するんでしょうか。ハードカバー版の文庫化だから、間違いなく終わるはずなんだけど...微妙に信じられん。