涼宮ハルヒの憂鬱 第12話

今週は第12話『ライブアライブ』。学園際の話。
なんつーか、見ていて
すげぇ...
と言う感想しか浮かんで来ませんでした。
序盤は緻密に描き込まれた背景を眺めつつ、鶴屋さんの可愛らしさとテンションの高さにめがっさ癒されていたんですが...ハルヒのライブが始まったら、それどころじゃありません。
気合が入りまくった、とんでもない作画に合わせて、これまた力の入ったハルヒの歌がすんげぇ。特に、可愛らしさを投げ捨てた顔で歌っている様が素晴らしいです。気合の入り具合がビシビシ伝わってくる。さらに客席の盛り上がり方も、実際にライブ会場にいるように感じてしまったぐらい。
さらに長門のギターや、バンドメンバーのドラムの演奏なんか、多分ちゃんと音楽に合わせてるんでしょうね。自分は全然知識が無いから分からないけど...このアニメなら、そこまで描き込んでると疑いもせず思えます。京都アニメーション恐るべし。
ライブ後の後日談も良かった。キョンの表情が良い味出してます。娘の成長を見守る父親の目、とでも言えば良いんでしょうか。気付いた事をハルヒに言ってあげないのがキョンらしいよなー。
しかし平野綾の歌唱力と演技力は、とんでもないですね。12話の出来の良さの半分ぐらいは、彼女の歌唱力のおかげのような気がします。これで歌が下手だったら、話が成り立たなかったもんなぁ。素晴らしい配役です。たまにラジオに出演しているのを聞くと、普段はおっとりしていると言うか、ノンビリしていると言うか...みたいな感じなのに、いざキャラの台詞になると、スイッチが入ったかの如くスパッと切り替わるのが凄い。つーか、ホントにこの春、高校卒業したばかりなんですか? 今週、今回使われた曲が収録されたCDが発売されますが、問答無用で買い決定です。
来週は第05話。憂鬱の続き。後2回、憂鬱の続きやって終わりか...。早いもんだ。