されど罪人は竜と踊る

面白いと色んな人に言われたので読んでみました。剣に仕込まれた機関を通じて魔法の如き力を振るう攻性咒式士2人組のお話です。
智略を尽くした戦闘シーンはワクワクするし、ガユスとギギナの漫才は面白いし、2転3転する話の流れは楽しい。確かにこれは凄く面白かった。
化学式や化学物質の名前が飛び交う戦闘はホントお気に入り。どこまで現実に沿っているのか把握しきれていないけど、それほど嘘も言ってなさそうに読めるのが凄いよなー。
友人から聞いて戦々恐々としていた残酷シーンはこの巻には無くて、ちょっと拍子抜け。しかしそのうち出てくるだろうから、気は抜けません。既刊分は全部購入済みなので、一気に読みますか。