紅牙のルビーウルフ 3

『ルビーウルフ』シリーズ、早くも3冊目。
一国の女王がこんなにもあちこち動き回って良いんだろうか? 等と言う疑問が沸いたけど...大人しくしているようなキャラじゃないから、こんなもんか。しかし、無難な展開に落ち着いてしまっているのが残念な所です。クラリッサとジェイドの関係に、気付かぬうちに嫉妬しているルビーウルフの姿は読んでいて微笑ましいのですが、少々インパクトには欠ける。
しかし、これでルビーウルフとジェイドの仲は一層進んだと見て良さそうだし、無難な出来だけに安定して読めるのも確か。続きも楽しめそうです。