ストレイト・ジャケット 7

ストジャの新刊。本編の新刊は、なんと2年ぶりです。
所定の装備無しで魔法を使うと怪物化してしまう、と言う常識を揺るがす事件が勃発。魔法に関わりの無い人でも怪物化するのでは? と言う疑心暗鬼に街全体が包まれていって...。
こんな感じ。完全に次の巻へと続く内容なので、この巻だけではなんとも言えないけど...待っていただけあって、それでも十分楽しめました。
今続いている榊一郎のシリーズでは、やはりストジャが一番好きです。微妙に退廃的な雰囲気の漂う世界観の中、たまに見せるレイオットの熱さに加えて、魔法の設定や対魔族戦の駆け引き。どれをとっても面白いです。
この巻はそれ程戦闘シーンが多くありませんでしたが、次の巻は派手にやり合いそうなので今から楽しみ。予定では来月発売のはず。しかし、榊一郎本人の日記を読んで見ると、体調が激しく良くない様子。本が出るのは嬉しいけど、身体はホント大切にして下さい...。