召喚教師 リアルバウトハイスクール 13

前巻からの続き。涼子が超能力に目覚たり、宇宙生物とか魔界とか色々出てきた『天魔降臨篇』の完結編です。
『天魔降臨篇』自体は、外伝っぽい雰囲気な話だったので、サクッと終わってくれた事に少しホッとしました。南雲も静馬も出てこず、メインキャラが涼子だけと言うのはやっぱり物足りなかったので。
今回の収穫は、胡散臭いオッサンだった校長が実は凄腕な事が発覚したり、南雲の過去が少し明らかになったりとした辺りでしょうか。また、長々と引っ張っていた、飛鈴もようやく登場。何年越しだ、これ? 最初に登場が仄めかされたあとがきが書かれたのが2003年の12月なんで、2年も引っ張ったのか...。引っ張った分、次の巻からの活躍に期待したいところ。南雲も帰ってくるし、夫婦揃って盛り上げてくれそうですね。