円環少女 2

Sっ気タップリの小学生魔法少女と、その監督者のシリーズ第2巻。今回は、魔術師協会へ一人の魔術師が自分の正義を貫くために戦いを挑む話です。
メイゼルが自分の力不足が故に、仁に護られていることに対して魔術師としてのプライドが痛み、悩む展開。そのせいか、前巻に比べると恋愛っぽい雰囲気は少し減った感じがします。しかし比較的控えめになったとは言え、元が凄い勢いでぶっ飛んでるから、これでも十分面白い。純愛と嗜虐趣味って両立するんだなぁと、思わずで感心してしまいました。
話自体は、殆ど無敵に近い強敵の登場にメイゼルの決死の覚悟が相まって、随分と暗い方向へ進んでますが...これはまだ上巻。今後の展開は、来月の下巻次第ですね。期待。