座敷童にできるコト 4

『座敷童』シリーズ第4巻。昨年デビューした電撃の新人作家の中で、「売れないと3巻止まり」と言う壁を乗り越えて4巻に一番乗りです。
今回は主人公が生徒会長選挙に立候補する話。いつもはメチャクチャやってるお騒がせな3兄妹達が、随分と真っ当なキャラに見えました。特に兄。主人公を取り巻く不思議な出来事の真相に辿り着いたためか、随分と格好良かった。その代わり、新キャラが好きになれなかった。優しい物腰なんだけど、何故か読んでいて気持悪い気がしてならんかった...。
またこの作品、出てくる座敷童は日本神話の神様の複写体と言う設定なんですが...まだまだ謎が多くて、そろそろ頭がついていけなくなりそうです。既刊の内容をキチンと憶えていないのが一番の問題。"神話矯正"と言う単語が話の核にあるんですが...何だっけこれ?
後、鞘月は誰の複写体になるんでしょうか。未麟の妹って事らしいんだけど。今の所出てきてる座敷童と神様の対応は、
未麟→アマテラス
早秀→ツクヨミ
夕琴→タケミカヅチ
霧穂→ヒノカグツチ
こんな感じ。他にも居たような気がするけど、思い出せん。まーこの辺はメジャーどころばっかりで、悩むまでも無いんですが...アマテラスの妹と言われると全然知らない。誰?