マリア様がみてる 未来の白地図

マリみて』新刊。
とりあえず盾ロールは見た瞬間吹いた...。しかも気が付いただけで2ヶ所も。あとがきで誤字の話題を出している巻で、この誤植は面白すぎます。
それはさておき。
今回はクリスマスパーティの話。瞳子の出番が多めなのは良いのですが...家庭の事情でネガティブな思考に凝り固まっているのが読んでいて微妙に辛い。ようやく祐巳の妹問題も決着が付くのかと思ったのになー。結局瞳子が何を悩んでいるのか明かされなかったし...。まぁ"誰が"妹になるかはほぼ確定して、後は"いつ"妹になるかが残っているだけなので、大分進展した事は間違いなくて良かったけど。
後半の短編は面白かった。。祥子さまと令さまと言う三年生コンビの内緒話なんですが、明るい話では無いけど前向きな話で、妹達を前にした時とは少し違った雰囲気が漂っているのがとても良い感じ。しかしこの2人が後数ヶ月で卒業してしまうと思うと、少し寂しいですなぁ。
と言う訳で、進展があったような無かったような1冊でした。次の巻こそ、祐巳の妹が決まりますように。