座敷童にできるコト 3

このシリーズも早3冊目。今回の舞台は鎌倉。学校行事で行ったオリエンテーリングもどきの鎌倉散策。よう子に振り回されたり、生徒会長の横槍が入ったりと思うようにチェックポイントを通過できずに焦る中、ワラシモドキの侵攻が始まるお話です。
座敷童と日本神話の関連付けは興味深くて良い感じなのですが...それ以外はなぁ。割と分厚い割には、盛り上がる展開があんまりなくて残念。ちょっとだけ伏線張って終わった感じが否めない1冊でした。
ヒロインの魅力がイマイチに感じてしまうのが、あまり楽しめなかった一因かも。他の登場人物も、個性的なキャラが多いのは良いんだけど、その中で気にっているキャラは? と聞かれると、答えに困るんだよなぁ...。