魔法鍵師カルナの冒険 2

今日も積本から。昨日読んだ『カルナ』の2巻です。
今回は、カルナが魔法鍵師の資格試験に挑む話。鍵開けのシーンは、今回もワクワクしながら読めたし良い感じ。また、同じ受験生の同年代の女の子と仲良くなったり、どこか気になる男の子が出てきたりしたんですが、どのキャラにも基本的に悪人がいない。カルナの師匠の昔の親友が敵役っぽい立ち位置にいるんですが、それですら、悪人とは呼びがたい性格。そのせいか、ネガティヴな雰囲気がどこにも無くて、読みやすいです。
また、カルナの成長物語としても面白い。1冊ごとに、成長していく過程がちゃんと描かれているのは良いですね。来月の3巻にも期待してます。