デュアン・サーク2 6

『デュアン・サーク』の新刊。
前巻に引き続いて、前半はデュアンとルルフェットの旅の話で、後半はオルバ達の冒険の話。結局最後まで、二つの話に大して相関は無く。せいぜい、どちらにも闇魔の名前が出てきているぐらい。わざわざ分けて書く必要が何処にあったんだろう? と不思議に思ったり。まぁ別々に書いて、オルバの話で1冊丸々使うのもどうかと思うけど。
んで、肝心の本筋は全然進展しませんでした。デュアン達の方は、ルルフェットが他の冒険者に唆されて危ない目に会ったのを助けて終了。オルバ達も前巻からの冒険を終えて終了。ルルフェットとデュアンの仲がちょっと深まったぐらいか? 相変らずルルフェットの初々しさは素晴らしいですね。早くアニエスと合流しないかなぁ。彼女に会った時、ルルフェットがどんな行動をするのか楽しみでなりません。
またイラストですが、今回も良い良い。表紙絵とか、一番最初のタイトルの入った扉絵とか、かなりお気に入り。画集とか出たら、買ってしまいそうな勢いだ...。
と言う訳で、そこそこに満足の1冊でした。次の巻こそ、オルバとデュアンが合流して話が進む事を期待。