疾走! 千マイル急行(下)

小川一水の新刊。『疾走! 千マイル急行』の完結編です。
エイヴァリー市の発展の裏に隠されていた真実と、それを知った上で、この先の事を考えて実行に移すテオとか、故郷を失った人たちが一致団結して新天地を目指すと言う展開は熱い。終盤も良い感じで盛り上がるし、普通に面白かったです。
しかし他の小川一水の作品と比べると、ちょっと物足りなかったかも。ちょっとご都合主義的な展開が目立ったからかなぁ。それでも面白かった事には変わりませんが...。