あそびにいくヨ! 1〜6

Book

これも前々から気になっていた作品。まとめて一気読みしてみました。
舞台は沖縄。猫の耳とシッポを持った宇宙人が、地球との交流を求めてやってくる話。宇宙人代表のエリスは主人公・嘉和騎央の家に住み込んで、地球と仲良くしようとするものの、既に地球に入り込んでいた犬型宇宙人による妨害を受けて...と言う形で展開していきます。
一応、騎央を中心としたラブコメもあるんですが、それはあんまり主体と言う印象は無く。どっちかと言うと、シリアスなシーンでもシリアスになりきらないようなドタバタ劇を楽しむ感じでした。文章のちょっとした書き方が微妙に独特で、最初は少し読み辛かったのですが、慣れてしまえば気にならないレベル。どれもこれもサクッと読めるのが良い感じですが、どれもホントに軽いノリなので、読み終わった後、ほとんど印象に残らないのは...どうなんだろう。6冊読み終わった後、1巻の内容を既に忘れかかっているくらいだもんなー。まぁ、自分の記憶力が衰えているだけと言う話もありますが...。
ところで。この作品で一番のキャラは、エリスでもアオイでもアントニアでも真奈美でも無く、ましてや騎央でも無く、アシストロイドですね。2頭身ぐらいの猫型お手伝いロボなんですが...とにかく可愛い。メインヒロインたちの活躍が霞んで見えます。自分も一台欲しいなー。