空ノ鐘の響く惑星で 7

『空ノ鐘』新刊。各所で「ウルクが...!!」みたいな悲鳴を見かけたので、どんな酷いことになるのかビクビクしながら読了。
...想像していたほど悲惨な目には遭っていなかったので、とりあえず一安心。フェリオの元に戻っただけ良かったかと。またどこぞの国に攫われた、なんて話になるのかと思っていたからなー。確かに状況的には酷い事になっているけど、フェリオと一緒にいると言うだけで、なんとなく希望が見えます。
この巻では、ライナスティとパンプキンの戦闘シーンが結構気に入りました。ライナスティの良さを再確認した感じです。また、ムスカの活躍も良い感じに目立ってましたな。来訪者達の知識とフェリオ達の知識が上手く合わされば御柱や世界の謎にかなり近づけるのになぁと、ヤキモキしながら読んでいたのですが、ムスカが進むべき道を選んだため、今後の話がちょっとスムーズに進む気がします。
しかし丸々一冊使って、作中では一晩しか時間が経ってないんだよなー。まぁ新しく大きな問題も起こったけど、とりあえず目先の危険は去ったので、次の巻は結構話が進むんですかね。とにかく楽しみです。