ゼロの使い魔 2

先日からボチボチ読み始めている、『ゼロの使い魔』シリーズ第2巻。
異世界に使い魔として召喚されてしまった才人と、彼を呼び出したメイジ・ルイズが主役のラブコメ。今回は王女様の密命を受けて、激しい内乱の起こっている国の皇太子から一通の手紙を受け取ってくるお話です。
話の流れ自体は、殆ど予想通りの展開が繰り広げられていて、大して驚くような事も無く進んでいくんですが、ルイズと才人の関係がとにかく最高。ルイズの婚約者が登場した事で、只でさえ素直じゃない二人の関係が良い感じにこじれてます。
婚約者の存在が面白くない才人。そんなウジウジしている才人と喧嘩して意地を張るルイズに、そっけない対応をする才人。予想と違う反応が返ってきた事に戸惑いつつも、さらに意地を張るルイズ。...あぁなんて素晴らしい展開だ!! これぞツンデレ!! これに悶えずして、一体何に悶えろと言うのか!! ホント素晴らしいとしか言いようがない。
と言うわけで、非常に満足な一冊でした。この調子だと、最新刊まで後2冊、どっちもジッタンバッタンしながら読めそうなので、続きにも大期待。
ところで、どのくらいからルイズは虚無魔法の才能を自覚するようになるんでしょうか。それっぽい伏線が大分多くなってきたので、3巻辺りで気付くんでしょうかねぇ。それとも最新刊でもまだ気付いていなかったりするんだろうか?