A君（17）の戦争 2

Book

新装版2巻読了。
1巻での戦争を受け、魔王領とランバルトの争いは消耗した国力を蓄えるまで小休止。しかし、先の戦争で負けた形になったランバルトが黙っているわけも無く、特殊工作部隊が魔王領の補給部隊を叩く。そんなランバルトに対して剛士が取った作戦とは...。
こんな話。前巻で起こった戦争から、次の戦争までの中継ぎの1冊と言う感じでしょうか。派手な動きは無く、次の巻で起こるだろう決戦の足場を固めると言う印象の強い一冊でした。1巻ほどの盛り上がりが無かったのは少々残念ですが、次の巻に向けて力を蓄えていると思えばそれほど気にならず。また剛士に仕えているスフィアの過去っぽいものが少し明らかになったりするが良い感じです。他のキャラに比べて、スフィアは謎が多いからなぁ。
「そこで終わるのかよ」と思わずツッコミを入れたくなるような所で引いているので、とっとと3巻読もうと思います。楽しみ楽しみ。