四季 春

ようやく『四季』シリーズに着手。まずは『春』です。
内容は真賀田四季が子供の頃の話。S&MシリーズやVシリーズと微妙に絡みながらも、特に驚くような展開は殆ど無く、淡々とした印象を受けました。全然ミステリーじゃないし。真賀田四季の天才っぷりは幼少の頃から存分に発揮されていますが...。正直、この一冊だけみるとかなり微妙な気がします。読んでいる自分が凡人なもので、四季がむかつくガキにしか見えなかった...。大人の四季は嫌いじゃないんですが。
しかしまだ1巻で、真賀田四季の話は始まったばかり。多分、嵐の前の静けさとはこんな状態を指すんですかね。『夏』『秋』『冬』と3冊も残っているので、今後の展開には期待できそうです。