食卓にビールを 3

昨日の日記では、富士ミス新刊も富士見新刊だと言う事をすっかり忘れてました。と言う事で、今月買った富士見新刊その一。小林めぐみのSFコメディ3巻。短編が8本収録されてます。
1,2巻は友人から借りて読んだのですが、3巻の発売に合わせて全巻まとめ買いしました。とにかく読んでて楽しいシリーズ。SF要素も面白いんですが、それに加え、ヒロインが良い味出しているのがグッド。毎回SFな事件? に巻き込まれるものの、持ち前の図太さと好奇心で、マッタリと乗り切っていく様子が面白いのです。こういう性格の人間って、人生楽しいんだろうなー。後、イラストの素晴らしさも忘れちゃいけない。これだけ内容に合っている絵と言うのは、あんまりお目にかかれません。ホント良い作品だ。
今回一番のお気に入りは廃墟篇。一瞬別の作品が紛れ込んでるのかと思った...。結局はいつものノリになるんですが、この話をシリアスのまま続けた小説を読んでみたい。小林めぐみの本って、他には『必殺お捜し人』シリーズと『大地をわたる声を聞け』ぐらいしか読んだ事ないんですが...もうちょっと手を出してみようかなぁ。