ひかりのまち nerim's note

今日は第11回電撃小説大賞・金賞受賞作です。
日黒期に差し掛かり、日が昇らなくなったとある街が舞台。主人公・ネリムは、学校の医務室でディネと名乗る女性と出会った事をきっかけに、6年前、兄が森で行方不明になった事件について調べ始めるのだが...。
こんなお話。6年前の事件を調査する序盤、謎を解明していく中盤、真相が明らかになる終盤と、しっかりと話が構成されていて良い感じ。さらに終盤は結構盛り上がるし、割と面白かったです。ただ、日黒期がどうやって発生したのか、結局良く分からなかったのが気になる。一応説明はあるけど、それだけじゃ理解できん...。もう少し詳しい説明が欲しかったかと。
夏頃に続編を出すそうで。しかし、これ1冊で完全に完結した話になっていると思うのですが...どうやって続き書くんだろう。