ザ・サード 7 死すべき神々の荒野(下)

ザ・サード』の新刊。突如として学校を退職して姿を消したパイフウを、火乃香が追いかける話の下巻です。
上巻の内容をほとんど忘れかかっていたりもしたのですが、読んでみるとなんの問題もなく。普通に面白かったです。緊張感ある戦闘に、格好良い生き様を見せてくれた敵。ラストのパイフウと火乃香。どれも良かった。一番のお気に入りは、ラストでしょうか。例によってこれまでの話をあんまり覚えていないもので、火乃香とパイフウってこんなに仲良かったっけなぁと思ったりもしたものの、それを差し引いても良い終わり方だったと思います。満足満足。
あとがきを読む限り、次の本は何になるか決まっていないようで。個人的には『ザ・サード』の続きを期待したいところです。そういや、『オッド・アイ』なんてシリーズもあったなぁ。どんな話だったか欠片も覚えてない...。