しずるさんと底無し密室たち

『しずるさん』の新刊。1ヶ月に2冊も富士ミスの新刊買うのってすげー新鮮だ。
病院に入院中の少女・しずるさんと、その友人であるよーちゃんの二人が繰り広げる、不条理なミステリー? です。短編形式で、1話につき1つ事件を解決していくのですが...前巻に引き続き「んなもん分かるか!」と、ツッコミを入れたくなるものばかり。まぁ前巻で免疫出来てたので、今回は最初から「そーゆーもん」だと割り切って読んでました。
しかし、しずるさんは何の能力を持っているMPLSなんでしょうね。読んでいる感じ、千里眼と地獄耳あたりは持っていそうですが...それだけで、これほどムチャクチャな事件をサラっと解決できるわけないし。真実を見抜く、みたいな能力なのかなぁ。個人的には、『ソノウソホント』みたいな能力だと面白い。しずるさんは実はただの推理マニアで、思いついた事を喋ってるだけ。んで、それが現実化する能力とか...ありえないよなー。