道士さまにおねがい

『道士』シリーズ2冊目。未来の王国から王家の祖先を守るために派遣されてきた主人公と、王家の祖先である女子高生が繰り広げるコメディです。
今回は未来から主人公を追っかけてきた少女が、主人公に幻想を抱きすぎたがために現実とのギャップにプッツンして暴れる話です。前巻の内容どころか、主人公の性別すら覚えていない状況だったりしたのですが...まぁ大した問題もなく読了。可もなく不可もなく。
ただ帯にはラブコメと書いてあるけど、どの辺がどうラブコメなのか教えて欲しい所です。確かに主人公を追っかけるヒロインの存在はそれっぽいけど...それでも、ラブコメって言う感じがしなかったんだよなー。ひたすらコメディやってる印象が強かったです。
しかし、今回の敵の能力は恐ろしい。恐ろし過ぎます。この力の前には、殆どの人間が屈服するんじゃなかろうか...。