銀河帝国興亡史 5

このシリーズも、ようやく5作目まで読み終わりました。
4作目からの続きになるんでしょうか。主要な登場人物は同じです。前作では第二ファウンデーションを探す旅に出ていたいましたが、今回は、人類発祥の地である地球を探す旅へと赴く内容になっています。
記録から抹消されている地球を捜す過程で、段々と真相に近づいていく様は読んでいて面白かったです。ただ、最後にはどんな風に驚かされるんだろうとワクワクしていたのですが...これにはそれほどビックリできず。地球は実は××だった! みたいな形になるんだろうなぁと、勝手に想像していたのが良くなかったようです。
また、ロボットの存在が話に大きな影響を与えているのですが...なんかシックリ来ません。特にラスト、いきなり出てきて話をまとめているのには、どうにも唐突な印象を受けてしまいます。この辺りは、アシモフのロボットシリーズを読めば納得できるんでしょうか。
これで残りは、ファウンデーション設立前の話だけ? 銀河の行末に対する解答は既に出ているけど、今回すげー意味深な終り方してるのが気になる...。