灼眼のシャナ 8 - まあいいか。

シャナの新刊。今回のメインは、シャナ vs 吉田さん、マージョリー vs 緒方と言ったところでしょうか。ラブコメ色が強くなっていて、個人的には嬉しい限り。シャナが吉田さんに張り合って、あれこれやっている姿が良かったです。緒方さんの積極性も悪くなかったのですが、マージョリーとの直接対決は、アッサリといなされてしまってたし...。
と言うわけで、前巻の後片付けをしつつ、次の巻への布石を打った内容。派手なバトルも無く、非日常に放り込まれていた主人公が、己の正体を知っても変わらない友人たちの姿を見て、日常を日常として思い出す、と言った感じのストーリー展開です。読んでいてなんとなく、これが主人公に与えられた最後の日常のように思えてしまいました。敵の動きも活発になってきたり、某メイドさんが登場したりと、次巻以降、大きく話が動く予感がするので、より一層そう思えたのかも知れません。
またまた今回もいいところで終わっているので、続きが楽しみです。一波乱も二波乱もありそうですし...。