激突カンフーファイター

ライトノベル完全読本』にて、紹介されていた一冊。んで、読んだ感想。
なんだこれは。
読みながら目が点。ビビった。驚いた。凄い内容だとは聞き及んでいましたが、まさかこれほどとは...。ケツをもみしだいてだんじり祭り、正義のヒーローは幼女のワンピースを身にまとい、警官は乳首を晒す。もう訳がわかりません。正に不条理。かなり笑いました。
とりあえず、最初の数ページだけでも読んでみてください。未だかつて、たったの2, 3ページでこれほどまでの衝撃を受けた作品に出会ったことありません。一番最初の台詞からしてぶっ飛んでます。終盤飽きてくるのは否めませんが、読んだら驚愕する事間違いなしの一冊。いやー、読んで良かった。
また内容と同じぐらいビックリするのが、これが第12回ファンタジア長編小説大賞で準入選、と言う事実。準入選と言えば、神坂一, 秋田禎信, 麻生俊平, 榊一郎, 吉村夜, 等々が受賞してますが...何があったんだ第12回。インパクトと言う点では、歴代受賞作の中でも群を抜いていると思いますが。