ブルー・ハイドレード 〜融合〜

銀盤カレイドスコープ』の著者の人。新シリーズです。
舞台となるのは、地上では人類が生存できなくなった惑星マム。海底へと逃れた人類は3つの国家に分かれ、互いに睨み合いながら暮らしていた。その国家の一つである連邦共和国の士官候補生らは潜水艦での演習中、敵国の潜水艦と遭遇してしまう。本来ならば避けられたはずの戦闘、しかし...。
こんな感じ。軍事力のメインが潜水艦と言う世界で繰り広げられる、士官候補生たちの話です。『銀盤カレイドスコープ』の著者の新刊と言う事で、かなり期待しつつ読了。まだ物語は始まったばかりで、この先どのような展開を見せるのか分かりませんが、かなり期待が持てる出来。特に良かったのは、潜水艦での戦闘シーン。敵を目で見る事は出来ず、頼りになるのは音だけ、と言った状況の中、繰り広げられるアクションシーンは盛り上がりました。面白かったです。
今回は序章と言った感じで、これからキャラクタに焦点を絞っていくんでしょうか。まだ良く掴めてないキャラもいるのですが、その辺が分かるようになると、もっと面白くなると思う。今後が楽しみ。