とある魔術の禁書目録 2

4月デビューの新人さんが早くも2冊目。話の内容を簡単にまとめると、新キャラの巫女さんを助けるために主人公・当麻が戦う話です。
一体どうやって次巻に繋げるのか疑問だった当麻のアレは、まぁ上手く繋がってはいたと思います。しかし、繋げるだけ繋げて、その後あんまり話に出て来ないのはどうかと。って言うか、何でインデックスは気付かないんですか...。そのインデックスは出番少な目。さらに、今回ヒロインの巫女さんも影薄くて、ほとんど印象に残りませんでした。
熱い台詞は熱い。これは前巻と同様なのですが、何か上手く感情移入できないんだよなぁ。それ故に、せっかくの台詞が浮いているような印象を受けてしまって微妙な感じ。何で当麻がそこまで熱くなれるのか、そこのところの心情がイマイチ伝わって来ないのが原因なんだとは思うけど...。1巻よりも微妙さが目立ってたような気がします。
次の巻では巫女さんとインデックスで、ラブコメっぽい展開になるんでしょうか。ラブコメ好きとしては、そんなお話を希望。