護くんに女神の祝福を! 3

護くんの3巻。激甘ラブコメの続編です。
冬休みを利用して、生徒会長の別荘に遊びに行く事になった生徒会のメンバー。別荘にはスキー場あり、温泉あり。しかも旅行にクリスマスが被るとあって、期待に胸を膨らませる護と絢子。ワクワクしながら出発した一行だったが、その影に一人の少女が...。
またまた前巻よりも甘くて甘くて甘くて甘くて甘くなってる。巻を追う毎に、この2人って仲良くなっていくよなぁ。と言うか、いい加減ノロケ話はお腹一杯だって。
前巻の感想で、ヒロインをもう一人出して絢子と競わせたら? みたいな事書きましたが、ある意味その通りの展開。しかし争う理由が違う...。やっぱり護を巡っての争奪戦は無理か。ここでエレメンツィアが護に急接近とかだったら、個人的にツボだったんですが。せめて最後の温泉シーンに、絢子が乱入してきたら面白かったんだけどなー。残念。
ラストの惚気合戦は面白かった。一応ビアトリス戦のはずなんだけど、どう読んでもどれだけ好きかを言い合っているようにしか読めないあたりが、この作品らしいかと。
次の巻あたりから本格的に邪魔が入りそうな雰囲気なので、少し楽しみです。護も結構なスピードで成長していきそうだし、存分に絢子を争って下さい。