アリソン 2

アリソン2巻。
巨大な湖を有するイクス王国。冬季研修旅行でこの国を訪れたヴィルは、再びアリソンと出会う。そのまま付近の散策へと出かける2人。しかし、ある村に立ち寄った際に出されたお茶を飲んだら...。
冒頭はこんな感じ。この巻も面白かった。アリソンとヴィルが活躍する話というよりも、この巻はベネディクトが活躍する話と言った方が適切なのかも知れない。こいつ格好良いわ。ちょっと意表をつかれる話の展開も、読んでいて楽しい。普通に良作でした。
この巻では、ヴィルがアリソンを起こすシーンがお気に入り。ベタと言えばベタなんだろうけど、それがこの2人にはピッタリ。こういうシーンは、いかにも幼馴染って感じがして、なんかほのぼのしてきます。しかし気になる2人の関係は殆ど進展なし。アリソンのアタックは1巻より直接的になってるけど、ヴィルは相変らず淡々としてるんだもんなぁ。読んでてもどかしい。
残すは3(上)。今月には下巻が出るので、それまでには読み終えよう。