トリニティ・ブラッド Rage Against the Moon 5 バード・ゲージ 吉田直 / 角川スニーカー文庫

トリブラ新刊。長編が結構クライマックスなのですが、こっちのシリーズも佳境。後1冊で、長編1巻に繋がるそうです。
毎回ついていたソードダンサーがメインの書き下ろしも、今回で決着がついたのかな? と言う終わり方で、そろそろ大詰めなんだなぁと実感させられました。その反面、これまで積み重ねられた分、登場人物が結構増えてきて名前が覚えきれてなかったりしますが、なんとなくでも読めるんでそんなに問題なし。
今回の見所はカテリーナ。アベルとカテリーナの間にどのような過去があったのか、想像することしか出来ませんが...カテリーナの想いは半端ないですなぁ。この辺の詳しい話は語られることはないんでしょうか。出来れば作中で語るとかではなく、短編で読んでみたいところです。
しかしこの期に及んで、まだ派遣執行官増やしますか。また1人増えた...。しかもそれほど出番ないし。